得寿堂では内臓の緊張も「硬膜の緊張」につながる要因の1つと考えています。
その内臓の健康のために鶴見隆史先生の酵素栄養学を紹介しています。
クレニオセイクラルセラピーで脳の外側の硬膜の緊張を緩め、脳脊髄液の循環が良くなったとしても、その脳に流れる血液がドロドロの血液だったらどうなるでしょうか?
脳梗塞や脳卒中になってしまって脳そのものにダメージを受けてしまっては元も子もありません。
そのためには血液をサラサラにしなくてはいけません。
その為に知っておくべき事は酵素栄養学です。
私は鶴見隆史先生の酵素栄養学講座に通わせていただきました。
酵素の役割は
血液をサラサラにする事
です。
そこで、鶴見先生に学んだ酵素栄養学をまとめてみました。
日頃の食生活に生かしていただければ幸いです。
酵素とは
ある時、長崎の友人から突然電話が来ました。
「どうね?元気にしとるね?」
「なんとかやってるよ。そっちはどうね?」
「いやー実はさあ、来週ガンの手術をするんよ。」
「えッ!!!!!」
友人の突然の告白に思わず絶句してしまいました。
まだ、50歳前の同年代の友人からの告白は私にとって衝撃的でした。
幸いステージは低く、とってしまえばすぐ良くなるレベルという事で本人も安心はしていましたが、胸中は大変な思いだったに違いありません。
私は何と言えばいいのか言葉を失っていました。(現在,彼は無事手術も終え退院に向かって療養中です)
先日の小林麻央さんといい、今やガンは我々の身近にあり、決して人ごとではなくなっているのです。
私達はお医者さんでないのでガンを治すことはできませんがガンを限りなく遠ざける、つまり予防していくことはできないのか?ということを私が勉強してきた鶴見先生の酵素栄養学をもとにご紹介したいと思います。
鶴見先生の酵素栄養学
私は4年前に約1年間かけて鶴見隆史先生の主催する酵素栄養学講座に通いました。
鶴見先生は内科医でありながら薬を使わないでガンやリュウマチなどの難病の治療にあたられています。
先生の治療による末期ガンの治癒率は3割だと聞いた事があります。
その方法は酵素栄養学を基盤とした食養生とファスティング(半断食)と良質のサプリメントです。
健康に携わる仕事柄、必ずクライアントさんと食事の話になるのですが、世間一般でいわれる
「バランス良い食事を」
「1日何品目摂りましょう」
ということが自分の中でなかなか納得がいかなかった私は鶴見先生の講座を聴く事により、酵素栄養学を中心とした食事が何故、健康にいいのか納得がいきました。
ガンになる原因その1 食べ過ぎ
何故、ガンになってしまうのでしょうか?つまりガンになる原因は何かということです。
答えはシンプルです。
ガンという字を漢字で見ると
癌
やまいだれの中に口が3つに山と書きます。
山のように食べるつまり食べ過ぎが癌になりますよと漢字が表しています。
じゃ何を食べ過ぎたら癌になりやすいのか?
ずばり肉や魚、乳製品などの動物性タンパク質と砂糖類の摂り過ぎです。
これらを摂りすぎると腸内環境が悪化してしまいます。
注意してもらいたいのは何もベジタリアンを目指せとは言ってません。
肉やタンパク質などから摂れるアミノ酸は私達の身体を構成する大切な要素です。
癌の漢字があらわしているように食べ過ぎがいけないというだけなのです。
例えば、焼き肉や焼き鳥を食べた翌日はサラダや果物中心の食事にするとか調整すれば良いわけです。
また、会社などでよくでるオヤツを毎日食べてまた家に帰って夕食後もケーキなど食べてませんか?甘い物を全くやめるのは無理ですが毎日毎日そのような事を続ければ癌になるリスクは高まるばかりです。
何故なら砂糖は癌の餌になるからです。
お酒好きの人が休肝日をもうけるように甘いものが好きな人は週に何日か甘いものを摂らない日を設け他方が良いでしょう。
鶴見先生はガン患者にファスティング(半断食)をさせる理由のひとつが
癌に餌をやらない
ということです。
ガンになる原因その2 便秘
私達は毎日食事をしてますが、適切にそれらを消化し便として出していってるのでしょうか?
私達の体温は36度から37度あるわけですが、野菜にしろ肉にしろその温度のなかで3日も4日もおかれると
どうなってしまうかは明らかです。
確実にそれらは腐りはじめ異臭を放ち始めます。
先程、ガンの原因のひとつにタンパク質と砂糖の摂り過ぎをあげましたがそのことが何を意味するかといえば
腸内環境の悪化(悪玉菌優位になる)
ということです。
よく毒素、毒素といわれますが毒素とは何か?それらはアミン類です。
便や尿が臭いのはこのアミン類という毒素が体外にだされているからです。
タンパク質や砂糖を摂りすぎた上に何日も便を腸内にためてしまうと、つまり便秘をしてしまうと大量のアミン類が発生してしまいます。
だから、鶴見先生はそれらをすみやかに腸内から排出させる
食物繊維(ファイバー)
の重要性を強調されているわけです。
あなたの便の匂いはどうでしょうか?臭ければ臭いほどアミン類が多い、つまりガンのリスクが高まるということなのです。
ガンになる原因その3 ドロドロの血液
便秘をしてアミン類を腸内に溜め込むと腸内環境が悪化してしまいます。
そのことが何が悪いかというと
血液が汚れるつまりドロドロの血液になる
ということなのです。
私は以前、鶴見先生に直接聞いたことがありました。
「癌を予防するために大切なことはなんですか?」
「血行を良くすることです。」
と言われました。血行を良くするとは少し専門的な表現をすると
「微小循環を良くする」
ということです。
微小循環を良くするということは身体の隅々、髪の毛から足のつま先、手の指先、内臓の隅々まで血液が届いているということです。
人間の身体は髪の毛の生えている頭皮や指先、足先に行くほど血管は細くなっていくのです。
ゆわいる毛細血管です。
そして私達の血液のなかで酸素や栄養素を運んでいる赤血球は実はこの毛細血管より大きいのです。
だから赤血球はこの毛細血管を通るために自らの身体を折り畳んで入っていく訳です。
ところが上に書いてある血液ドロドロの状態とはこの赤血球が数珠のように手をつないでいる状態なわけです。
そんな状態では毛細血管の中を身体を折り畳んで入っていく事ができないわけです。
血液ドロドロ→赤血球の数珠つなぎ→毛細血管まで血液が届かない→その組織に栄養が届かない上、冷える
このような状態が長く続くとガンにかかるリスクがたかまりますよと鶴見先生は説明しているわけです。
酵素が何故、大切なのか?
鶴見先生はよくいろんな人に
「生のものを食べてください」
と言われています。
それは生野菜、果物または納豆や味噌などの発酵食品にはふんだんに酵素がはいっているからです。
昔、洗剤のCMで『酵素パワーの○○、素早く分解』とあったのを覚えてるでしょうか?
まさに酵素の一番大切な仕事はこの
分解
なのです。
先程書いた血液がドロドロになって赤血球が数珠つなぎになっているものを酵素が分解してくれるのです。
つまりドロドロからサラサラの血液になることにより身体の隅々まで血液が行く、つまり微小循環があがる、つまりは鶴見先生がガンの予防のために大事なこととおっしゃった。
血行を良くすること
になるわけです。
以前、私がやっていた「薬を使わない育毛促進」とはこの事なのです。
身体にとって一番端の頭の先の髪の毛まで血液が届くという事は肝臓や腎臓など様々な組織にも当然、血液は届いているはずなんです。
例えば、過食をしたり無駄な薬を飲み続けていると酵素がそれらの消化に追われて無駄遣いされてしまい、血液をサラサラにする分解のしごとまで回らなくなってしまうのです。
前出の私にくれた友人は高血圧のため数年前からそのための薬を飲み続けていました。
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そんな場合ほど大量に酵素を消費するため、普段の食生活では酵素を意識したものにしないとならないのだと思います。
無駄なお薬は極力減らし、動物性タンパク質と砂糖の摂り過ぎに気をつけて、食物繊維でお通じを良くし、酵素で血液をさらさらしておく事がガンだけでなく様々な病気を予防することになるのです。
つまり「薬を使わない育毛促進」は「薬を使わない健康促進」なのです。
今回は身近な友人がガンにかかったことで、もう一度、鶴見先生から教わった酵素栄養学をもとに私が行なっていた「薬を使わない育毛促進セミナー」でしゃべっている内容を文章化してみました。
あくまでもここではガンの予防という観点から書きました。
私は医者でも医療関係者でもありませんので、ガンについてのご相談は鶴見クリニックまでよろしくお願いします。
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