SER(体性感情解放)について

SER(SomatoEmotionalRelease)ソマトエモーショナルリリース体性感情解放について

SER(体制感情解放)は心と身体に同時にアプローチするセラピーです。 アメリカのオステオパシー医 ジョン・E・アプレジャー博士が考案した クレニオセイクラルセラピー(頭蓋仙骨療法)の次にくるセラピーでこのSERがアプレジャー博士が他のオステオパシードクターから一目置かれる理由の1つです。 SER(体性感情解放)はアプレジャーインスティチュートのクレニオセイクラルセラピーの特徴といっても過言ではありません。 何故なら、アプレジャーインスティチュートのセミナーはSERを受講していないと受けれないものが沢山あるからです。

クレニオセイクラルセラピーで硬膜をゆるめると脳と中枢神経が活性化しトラウマ(心的外傷)にアクセスしそれを解放するSER(体性感情解放)

人により私の所へクレニオセイクラルセラピーを受けにくる理由は様々です。 ・慢性の頭痛がする ・よく眠れない ・緊張感が強い ・腰痛や肩こり、首こりがマッサージされてその時が気持ちよくてもなかなかとれない ・疲れやすい etc 私の所では米国のオステオパシードクターであるジョン・E・アプレジャー博士が開発したクレニオセイクラルセラピー(頭蓋仙骨療法)の10ステッププロトコルと呼ばれる手順を忠実に行なっています。 そうする事によってその方の脳と脊髄からなる中枢神経が活性化して

自然治癒力

が発動するのです。 その過程で時々、その人の状態でソマトエモーショナルリリースという

SER(体性感情解放)

が起こる場合があります。 それはセラピスト側から誘導するのではなくクレニオセイクラルセラピーをしている途中で突然、

SERの状態に入ってしまう場合がある

のです。                       (アマゾンへリンク)  

その方の体の不調もしくは痛みが単に物理的な痛みだけでない場合、つまり心理的なトラウマが関係している場合にはCSTクレニオセイクラルセラピーからSER(体性感情解放)に移行する場合があります。

全ての場合ではありません。

なかなか良くならない痛みや不調の原因が心理的なトラウマと同居している場合にはこのSER(体性感情解放)が有効な場合があります。

アメリカではベトナム戦争の帰還兵や9・11テロの被害者など心理的な問題を抱えた場合にこのSER(体性感情解放)が使われました。

SER(体性感情解放)はクレニオセイクラルセラピーの先にあるもの、つまり「硬膜の緊張」が緩んでから起こるものですが、いきなり入る場合もありクライアントのコンディションにより様々です。

クレニオセイクラルセラピーを受けてる最中に急に何かしらの感情が出てきて泣き出したり、怒り出したり、または体を無性に動かしたくなったり、イメージが頭の中に浮かんだりします。

それらは本人が抑圧していた感情の解放であり、ご自身の自然治癒力、つまりは脳が引き起こしている現象なのです。

私はあくまでも促進者(ファシリテーター)にすぎません。

セッションの主役はクライアントの自然治癒力つまりは硬膜に包まれた脳と脊髄からなる中枢神経なのです。

クレニオセイクラルセラピーとSER(体性感情解放)の創始者、アプレジャー博士はその自然治癒力のことを

インナーフィジシャン(内なる医者)

と名ずけました。

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SER(体性感情解放)のセッションでは時として不思議な現象が起きることから クレニオセイクラルセラピーってスピリチャル系ですか?

と質問される方がいます。 セッションを受けるクライアントご自身がスピリチャルな事を信じている場合にはスピリチャルな形でイメージなどが出る場合があるでしょうし、そうでない場合は違う形で出る場合があるでしょう。 全てはクライアント自身の自然治癒力であるインナーフィジシャン(内なる医者)、つまりその方のの判断だと私は考えています。 具体的なセッション例をご紹介します。

突然現れた大きな瞳

都内に住む30代の会社員の女性Nさんの場合です。 Nさんは両手両足のしびれ、腰痛,生理痛、自律神経の乱れなどで困っておられご紹介で私の所へ来られました。 彼女は聞いたら誰もが知ってる外資系の有名ブランドメーカーで忙しい毎日を送っています。 よくこのような身体の状態でお仕事をされてると私は驚きました。 初回時に背骨と骨盤を調整してからクレニオセイクラルセラピーに入りました。 するとすぐNさんが 「アッなんか光が見えます」 とおっしゃいました。 「今度はなんか誰かの大きな目が見えます」 そのあとは様々なイメージ画像がNさんの頭の中に浮かびその日のセッションを終えました。 それ以降、Nさんの場合はクレニオセイクラルセラピーに入ると毎回毎回、様々なイメージ画像が浮かび私はそれについてNさんと会話をする

SER(体性感情解放)のセッション

を行なっています。 その目の正体はある時は、飼っている猫、ある時はなくなったお婆さん、ある時は子供の頃、お父さんと言った動物園で見たキリンの目など様々でした。 これは私が意図的にNさんを誘導してSERの状態にもっていってるのではなく、Nさん自身の自然治癒力がSERを選択し様々なイメージをNさんの頭の中に出させることによりトラウマ伴った痛みを解放しているだと思います。 Nさんは長い間、離婚したパートナーから言葉や暴力によるDVを受けていました。 NさんがDVにより受けたトラウマと伴った様々な痛みを改善するためにNさんの自然治癒力つまり

インナーフィジシャン(内なる医者、もう一人のあなた)である

が判断しNさんに様々なイメージを見せたのだと思います。 事実、セッションの回数を重ねるごとにNさんのしびれは少なくなってきています。 SERは催眠療法ではありません。 だから受ける側の意識はハッキリしています。 そして頭に浮かぶイメージは幻覚や夢でもないのです。

脳が行なうまだ科学では解明されてない不思議な作用

だと私は考えています。

非意識(高次の霊的存在)からのメッセージ

私はSER(体性感情解放)を学習し始めた頃、頭に浮かぶイメージは 潜在意識 からのもの、つまり自分自身の脳にあるものだと思っていました。 しかし、クレニオセイクラルセラピーでは頭に浮かぶインナーフィジシャンのイメージは顕在意識や潜在意識からのものではなく

非意識

からのものである場合もあるとアメリカから来られたアプレジャーインスティチュートのSERインストラクターであるレベッカ先生のSERのセミナーのアシスタントをさせて頂いたときに理解しました。               (一番右が私、その横紫のコートがレベッカ先生) 非意識とは

・ガイド

・スピリット

・ハイアーセルフ

・神仏

・御先祖さま

などが含まれるとされています。 これらの高次の霊的存在は自分の意識ではないもの、つまり非意識になります。 ちなみに非意識とは霊的存在だけでなく本人が忘れてしまってる

・過去の痛み

・組織の記憶

などもあります。 自分自身の自然治癒力であるインナーフィジシャン(言い換えれば脳と中枢神経)がその人にとって必要だと判断した場合、それらの非意識にコンタクトし様々なイメージを見させる場合もあると私は考えます。 もちろん、その方が上記に挙げた非意識の存在を信じている場合にそのような事が起こりやすく、その方の脳が判断して非意識にアクセスすルものと思われます。 SERを受ける方、全員にそのようなことが起こるとは限りません。
全てはその方の脳の判断です。
SERは夢ではありませんが、例えば夢に死んだお婆さんやパートナーまたは可愛がっていたペットが出てきて何かメッセージをくれたとか慰めてくれたとかという現象があったという話をたまに聞きますが、それに似て非なるものが時としてSERのセッションで起こる場合があります。

SERがスピリチャルなものであるというわけでなく、スピリチャルな存在を信じるクライアントの場合はその方自身の脳が健康に導くために非意識(高次の霊的存在)にコンタクトする場合があるということだと私は考えています。

私自身、どちらかというと以前はスピリチャル的な事柄には懐疑的だったにもかかわらず、このようなSERのセッションでの現場で不思議な体験を目の当たりにしながら重ねていく度にそう信じざるを得ないと今では確信に近いものを感じています。 人間の脳の力はまだまだ解明されていない事柄が沢山あります。

脳は私達が思っている以上にもっと凄い力を持っているのかもわかりません。勘違いしてもらいたくないのはSER(体性感情解放)のセッションの主役、つまりクライアントの健康へ導くものはこれらの非意識(ガイドやスピリットなど高次の霊的存在)そのものでなく、それにアクセスしたその人自身のインナーフィジシャン(内なる医者)である自然治癒力、具体的には硬膜に包まれた脳と脊髄からなる中枢神経が主役なのです。

私は斉藤一人さんの話を聞くのが大好きですが、直接SERとは関係ありませんが脳についてお話されている面白い話がありますのでご紹介しておきます。(特に23分過ぎくらいから脳の話になります)
  クレニオセイクラルセラピーやSER(体性感情解放)を受けるならJR原宿駅竹下口徒歩1分M’sLAB得寿堂 クレニオセイクラルセラピーを学ぶならアプレジャーインスティチュートジャパン SER(体制感情解放)についてアメリカのアプレジャーインスティチュート本部がFacebookでシェアした記事をご紹介します。
「SomatoEmotionalRelease®は、体の心の中で感情的な問題や思い出をリリースするのに役立つエレガントな方法です(体のギリシャ語のsomata) Upledger博士は何年もの間、(他の多くの開業医がそうであるように)感情的な要素が取り除かれるまで、身体的な症状が完全に解放されないと気付いた人々と仕事をしました。 これは、免疫不全、エネルギー不足、自信不足または不安など、慢性的な病気だけでなく、あまり明らかではない臨床的パターンでも起こり得る。 物理的な組織と感情的な側面と精神的な側面との間のこのリンクをどのように最善に支援するかを検討するにあたり、彼は身体の組織のリリースを物理的に聞いたりフォローしたりしている作業にリンクすることができる、 このプロセスは徐々にSomatoEmotionalRelease®(SER®)と呼ばれるものに発展しました。 ほとんどのヘルスケアアプローチは心と身体を分離します。 あなたは理学療法か心理療法のいずれかを持つことができます。 SomatoEmotionalRelease®が提供するのは、保持されたあらゆる外傷の「解放」に向けて働くために、感情と同時に体の組織(「体」)を扱うための枠組みとツールキットです。 これは無数の方法で起こることができ、私たちが心と体の両方から耳を傾けて学ぶときに、しばしばやさしく創造的です。 SER®は、個人の成長を促進し、病気、解決されていない問題、潜在力不足から健康と成就へと移行するのに役立ち、私たちの生活を整理し、未来を再設計する独創的なツールです。 これが私たちの仕事にどのように現れているかは、治療中にあなたの開業医(あなたがこれに自信を持って訓練するのに十分な距離を置いている場合)が、ある時点で、あなたがどのように感じているか、あなたが感知しているか、その瞬間にあなたの体で起きている。 しばしば私たちのクライアントは、自分が気付いている可能性のあるイメージ、思い出、または何かを記述します。 現在私たちがいる場所に感情的な要素がリンクされている可能性があることを示唆する重要な兆候がいくつかあり、このプロセスを軌道に沿って維持する方法の手がかりと役立つことを手がかりにしています。 私たちは、身体的健康の急激な変化は、それが良いか悪いかに関わらず、常に精神的な深い変化を伴うことを知っています。 また、行動と身体言語の研究から、逆も同じであることがわかります。 精神的な視点の大きな変化には、常に身体の活動、姿勢、動きの変化が伴います。 SomatoEmotionalRelease®とCSTのツールは、身体的、精神的、感情的、スピリチュアルな人間性のすべての側面を、人生の大きな変化と成長を促進する1つのアプローチに統合します。 SomatoEmotional Release® is an elegant way of working with the body-mind to help release emotional issues or memories within its tissues (or ‘somata’ – Greek for body) In the many years Dr Upledger spent working with people he noticed (as have many other practitioners of course) that some physical symptoms would not fully release and heal until an emotional component was taken care of too. This may be the case in chronic illness as well as in less obvious, sub-clinical patterns such as poor immunity, lack of energy, lack of confidence or anxiety for example. In considering how best to assist this link between physical tissue and emotional and mental aspects he began to draw on a few different strands of mind and body work that could be linked into the work he was doing physically listening to and following the body’s tissue releases. The process gradually developed into what he called SomatoEmotional Release® (SER®) Most healthcare approaches separate mind and body – you can have either physical therapy or psychotherapy. What SomatoEmotional Release® provides is a framework and toolkit for working with the body tissues (‘somata’) at the same time as with the emotions, to work towards a ‘release’ of any retained trauma. This can occur in a myriad of ways and is frequently gentle and creative as we listen to and learn from both mind and body. SER® facilitates personal growth, helps us move from illness, unresolved issues and lack of potential, towards health and fulfilment and is an ingenious tool for sorting out our lives and redesigning our futures. How this appears in the work that we do is that during a treatment your practitioner (if they have gone far enough in the training to be confident with this) may at some point ask about how you are feeling, what you are sensing, what is happening in your body in that moment. Often our clients describe images, memories or anything else that they may be aware of. There are a few key signs that suggest to us there may be an emotional component linked to the place we are at in the moment and by following this we have clues as to how to keep this process on track and ensure it is helpful. We know that a radical change in physical health, whether for the better or the worse, is invariably accompanied by profound mental change. We also know from studies of behaviour and body language that the reverse is equally true – a major change in mental perspective is always accompanied by a change in body activity, posture and movement. SomatoEmotional Release® and the tools of CST combine all aspects of human nature – physical, mental, emotional and spiritual – into one approach that can facilitate tremendous change and growth in a person’s life. Visit the Library for more description 」
 

SER(体制感情解放)を受けるにあたっての注意点

・しっかり【硬膜の緊張】をクレニオセイクラルセラピーの10ステッププロトコルで緩めておく事。

SER(体制感情解放)を受けて身体をいろいろ動かしたくなったり、様々なイメージが頭に浮かんだりインナーフィシシャンが出てきたりする事でその人の感情と痛みが伴った箇所が解放されていくわけですが、その前提として硬膜が緩んでいる事が大切です。そのためにSERを受ける前にしっかりクレニオセイクラルセラピーで「硬膜の緊張」を緩めておきましょう。回数は人によってまちまちです。 初回からイメージが浮かぶ方もおられれば、10回以上クレニオセイクラルセラピーを受けてから出ないと(硬膜がしっかりゆるんでから)SERに入らない方がいます。 SERのセッションを受ける前から自分で勝手にインナーフィジシャンをイメージしたり過剰に期待することはやめましょう。 SER(体制感情解放)を受ける側はセッションの場で頭に浮かんだイメージが自分自身では何か判断できないものであってもそれが何か?とか何故?とか判断する事なく素直に見えたまま、感じたままを口にだして表現しましょう。 また、身体を何かしら動かしたくなった場合、どんなに変な動きでもそれを自分で抑えてしまったり、途中でやめてしまったりしないようにしましょう。 何故ならその時出て来たイメージや動きは2度と出てこない物かもしれません。 一度出かかったイメージや動きはその場で出し尽くしましょう。 感情の噴出やトラウマの解放など自分と向き合うことは時として勇気が必要な場合があります。 SERを受けてみたい、興味があるけれども怖いという方はフラワーエッセンスの併用をお勧めしています。 フラワーエッセンスを使う事によりSERのセッションの感情の解放を穏やかにサポートされます。 回数券ご購入の方に限り、バッチ博士のフラワーエッセンスのボトルをサービスさせて頂いております。                        (amaznへリンク)   クレニオセイクラルセラピー、SER(体性感情解放)を受けるならJR原宿駅竹下口徒歩1分M’sLAB得寿堂へ クレニオセイクラルセラピー、SER(体性感情解放)を学ぶならアプレジャーインスティチュートジャパン  

クレニオセイクラルセラピーとは海外の整体オステオパシーの施術法のひとつで、頭蓋骨(クラニオ)とセイクラル(仙骨)の動きを整えることにより、硬膜の緊張をゆるめ、脳脊髄液の循環を改善し中枢神経を活性化する健康促進法です。 脳脊髄液は脳で生産され我々人間にとって一番大切な脳と中枢神経を保護しながらそこへ栄養を送り、老廃物の排出を行っています。 得寿堂代表セラピストの三好惟久はクレニオセイクラルセラピーの開発者、ジョン・E・アプレジャー博士が創設したアメリカにある団体アプレジャーインスティチュート公認の日本支部 アプレージャーインスティチュートジャパン公認アシスタントを務めています。(クレニオセイクラルセラピーアドバンス1修了)

慢性頭痛とトラウマの関係

得寿堂では慢性頭痛の原因を「硬膜の緊張」と考え、その原因の1つにトラウマがあると考えます。

そのトラウマを解放するものとして用意してるのが「植物の力」で紹介したバッチ博士のフラワーエッセンスとこのクレニオセイクラルセラピー(CST)とはです。

心と身体は分けて考えられません。 組織は記憶します。 例えば事故などにあってその時の辛い感情が身体のどこかに残っていてそのトラウマを解放しない限りいつまでも体調が芳しくないという事も考えられるわけです。
慢性頭痛とトラウマの関係

私自身の体験

私自身、このSERを受けてみてそう強く感じました。

初めて私がセッションを受けた時、不思議とエビのように身体を丸めたくなり、しばらくそうしていると30年以上前の小学校の時、喧嘩をしてお腹に相手の膝があたり倒れた記憶とそのときの悔しい感情が蘇りました。

私自身が気づかないトラウマが残っていてその事を再体験する事で解放したのだと思いました。

得寿堂のSER

このように、一時的に嫌な記憶を再体験することで、本人にしかわからない「気づき」が生じ、心と身体に残ったトラウマを解放していくのがSERです。

整体とアロマテラピーでリラックスした後に対話しながらセッションを進めていきます。

こちらで必要と判断した場合はバッチ博士のフラワーエッセンス(ページへリンク)をセッションに加える場合もあります。
得寿堂のSER

認定証

2013年9月SER1でオランダのハンス先生と 2013年9月 SER1でオランダのハンス先生と
2014年5月SER2とCSTアドバンスでアメリカのチェスペリー先生 2014年5月 SER2とCSTアドバンスでアメリカのチェスペリー先生

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