硬膜の緊張とは何か?

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【硬膜の緊張】とは何か?

得寿堂ではクレニオセイクラルセラピー(CST、頭蓋仙骨療法)の視点からどこに行っても良くならない不調及び痛みの主原因を頭蓋骨と仙骨の動きのずれから生じる『硬膜の緊張』だと考えています。脳と脊髄からなる中枢神経を包む硬膜が緊張すると自律神経が交感神経優位になり、身体も心も緊張してしまいます。 当然、得寿堂の目的は「硬膜を緩める」この1点のみです。硬膜の緊張は病気ではありません。筋肉が硬い人が筋肉をやわらかくするように、関節が硬い人が関節を緩めるように、硬膜が緊張した人は硬膜を緩めれば良いだけです。クレ二オセイクラルセラピーの最大の特徴は交感神経優位になった身体を副交感神経優位に戻して脳と中枢神経からリラックスさせるということです。

硬膜を緩めることにより脳脊髄液の循環が促進され自然治癒力の源である脳と脊髄からなる中枢神経が活性化され自分で自分の健康を取り戻そうとする力が発動し始めるのです。

クレニオセイクラルセラピーで頭蓋骨や仙骨をハンドルにしてその内側に付着している硬膜の緊張をとり、脳脊髄液の循環を促進することで脳(及び脊髄からなる中枢神経)にアクセスします。次に硬膜が緊張する原因を挙げます。
硬膜が緊張する原因
簡単に言うと頭を打ったりした事、またはその繰り返し、手術や歯科治療、を含めた頭部へのダメージの蓄積、
尻餅を強くつくなど
交通事故、落下事故、スキーやスノーボードで衝突、自転車出の転倒など

剣道の面、ラクロスやホッケー、野球のボールが顔面や頭部に当たる、サッカーのヘディング、ラグビーやフットボールでの激突、スキーなどで転倒、乗馬で落下、空手、ボクシング、キックなどの頭部への打撃、レスリングや柔道でのブリッジや受け身のとり損ないによる頭部へのダメージの蓄積etc…

当然、個人差があるので全員に当てはまる訳ではありませんが、骨格が細い人、頭部の骨の薄い人ほどダメージが大きいと考えられます。

主に上記の事が原因になって、硬膜が緊張している人ほど気圧の変化(雨の前など)、電磁波、活性酸素の増加、合成調味料や農薬などの化学物質による内臓の緊張や不調、精神的なストレスやトラウマに過敏に反応しさらに硬膜が緊張して様々な不調を誘発すると考えます。

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特に上の5は言うまでもなく、1から4は赤ちゃんから子供の頃、頭の柔らかいときに受けるとその後に強く影響が出るように思います。

よく考えたら赤ちゃんのときに階段から落ちた。 子供の頃ジャングルジムで遊んでて頭から落ちた。 喧嘩して不意に強く殴られた。 温泉で滑って強く尻餅をついた。 などありませんでしたか?

そのとき、骨折やヒビがなくてもそれが原因で骨の動きがおかしくなっている事が考えられるのです。

私が頭痛もちになった理由

私は若い頃、格闘技に熱中して頭にストレスをかける事が多すぎました。 中学から34歳くらいまで頭だけでブリッジして首を鍛える事を欠かしませんでした。おかげで激しい衝撃を受けても首に致命的なダメージは受けませんでしたが頭痛持ちになってしまいました。 今このような仕事をしていて街中で小さいお子さんを見かけたら「どうか頭だけは打たないように気をつけてほしい」といつも思ってます。

アメリカンプロフットボールの有名選手リッキーウイリアムス選手は自身のコンディショニングにクレニオセイクラルセラピーをアメリカの本部アプレジャーインスティチュートで受けています。 「硬膜の緊張」が起きる人は体に衝撃を受けた人です。 それはプロスポーツ選手に限らず一般の人にも日常的に起こり得ます。

硬膜が緊張して起こる頭痛はほっておけない!

よく『頭痛くらいで」とか「たかが頭痛で」など頭痛を馬鹿にする方もしくは軽んじる方がおられます。また市販の頭痛薬を飲み続ける方もたくさんおられます。 硬膜が緊張し、脳脊髄液の循環が悪くなると脳の老廃物が処理できず脳そのものに悪影響が起こる可能性があります。 豆腐を想像してみてください。綺麗な水の中の豆腐は新鮮ですが腐った水に浸かった豆腐は腐れていきます。 脳も脳脊髄液(脳内間質液)に浸かった状態です。 脳脊髄液が循環しないで老廃物や炎症物質がたくさんある古い脳脊髄液に浸かったままになったら脳は劣化していくでしょう。 その結果、アルツハイマー、ウツ、パーキンソンなどの原因になることがアメリカ、アプレジャーインスティチュートのタッド先生が書いたグリア細胞の本に書いてあります。以下その文章を紹介します。
(脳内)間質液 脳脊髄液及び血液からの要素が(脳)間質に入ると、それらは合流して「間質液」と呼ばれる。 間質液と脳脊髄液の含水率はほぼ同じで 間質液は98.5パーセント 脳脊髄液は99パーセント である。 本質的に(脳)間質全体を移動する全ての物質は水によって運ばれる。 間質液のスムーズな効率的な動きは 脳と脊髄が機能することに不可欠な 体液及び重要な間質物質を含む 中枢神経細胞 を供給する。 間質液の循環はまた、間質の外に 残骸(細胞の) 毒素 及び 炎症性分子 を洗い出すのに役立ち、これらの物質は パーキンソン病 アルツハイマー病 痴呆 てんかん うつ病 のような 衰弱性疾患に繋がる可能性がある  

(Brain starsの著者タッド先生とアメリカのアプレジャーインスティチュート本部にて)

得寿堂の施術方法

得寿堂ではクレニオセイクラルセラピー(CST,頭蓋仙骨療法)に加え「もまない 押さない 引っ張らない」さとう式リンパケアと最高級CPTG認定(農薬や科学残留物を含まない)エッセンシャルオイルを使ったアロマテラピー、ケイシー療法を取り入れ【硬膜の緊張】を緩め、自然治癒力を高める方法を採用しています。 クレニオセイクラルセラピーとは頭蓋骨23個と仙骨を5グラム(500円玉の重さ)の優しい圧でチェックしその動きを修正する方法です。 決して強い圧をかけたり、関節ボキボキ矯正する事はありませんのでご安心ください。

何故、頭痛になるのか?慢性頭痛の根本原因は、「硬膜の緊張」と「仙腸関節の靭帯のゆるみ」
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頭痛の原因に関して一般的には脳内の血管の急激な拡張により三叉神経が興奮する事により脳血管周りの神経が炎症を起こし痛みとなって現れるという 三叉神経血管説がよく語られますが、私自身の頭痛の体験上、毎日にように頭に感じる痛みや違和感、片頭痛、頭が締め付けられるなどの緊張性頭痛などの慢性の頭痛は三叉神経血管タイプと違う種類の頭痛だと感じます。 ここでは病院の検査で異常が見つからなかった場合の一次性頭痛(片頭痛や筋緊張性頭痛)の原因について紹介します。

「硬膜緊張」タイプ

得寿堂では慢性的な1次性の頭痛、頭重、頭部の違和感、片頭痛の根本原因は『硬膜の緊張』にあると考えてます。

硬膜とは脳と脊髄を覆っている膜組織です。頭蓋内部の大切な中枢神経の脳をまるで内張カーテンのように覆いながら包み、頭から出て首で第一頸椎にしっかり 付着し,脊髄を覆いながらお尻にある仙骨まできてその後は神経を包む神経鞘となり座骨神経も牽引してアキレス腱まで影響すると言われています。

人間の頭はまるでパズルのように23個の骨が組み合わさっており、ひとつひとつの骨が微妙に動いています。

それに伴って仙骨も動き、そのポンプ作用で脳で生産された脳脊髄液が硬膜の内側のクモ膜内の中枢神経を満たしつつ、硬膜袖から全身の神経に沿って流れることにより全身の神経に栄養を送って、私たちの健康が保たれる重要な一因になっています。
「硬膜緊張」タイプ

その重要な動きを司っている硬膜が何故、緊張するのでしょうか?

それは単純に先程の頭の23個の骨、とお尻にある仙骨部のどれかに外からのストレスや衝撃が加わり動きが狂ったり小さくなったりすることでその付着している硬膜に影響し緊張するのではないかと考えられます。

昔、階段から落ちて頭を打った、スポーツをしてて相手と接触して頭を打った。子供の頃、喧嘩をして殴られた。交通事故にあった。風呂場で転んで強く尻餅をついた。etc…
「硬膜緊張」タイプ

こんな場合病院で検査をするのは骨そのものが折れてないかとかヒビなどがないかという事だけです。骨の動きは見ていません。

得寿堂では硬膜の緊張をとるためにクレニオセイクラルセラピー(頭蓋仙骨療法)を使いこの23個の頭蓋骨と仙骨部の動きに着目して正常な可動性をとりもどすように施術をしていきます。

また硬膜の緊張の原因として考えられる内臓の緊張がある場合、その緊張を摂るため手技やエッセンシャルオイルを使ってアプローチする事もあります。

「仙腸関節の靭帯のゆるみ」タイプ

もう一つ、頭を締め付けられるような筋緊張性頭痛についてですが、骨盤の「仙腸間節の靭帯のゆるみ」が原因と考えます。

仙腸関節の靭帯がゆるむとグラグラと安定しない状態になります(よく整体で言われる左右の足の長さが違って骨盤がずれているという状態とは違います)身体はグラグラしている骨盤を靭帯の代わりに筋肉で支えようと補正作用を起こして背中の筋肉(広背筋、脊柱起立筋,僧帽筋)が緊張します。
「仙腸関節の靭帯のゆるみ」タイプ

背中の筋肉は首から頭の筋肉(胸鎖乳突筋や側頭筋)とつながってるのでこれらの筋肉も連動して緊張し引っ張るので頭を締め付けるのです。これが筋緊張性頭痛のメカニズムです。

だからといって筋肉をもんだりのばしたりしても一時的に楽になっても根本解決にはなりません。根本原因は「仙腸関節の靭帯のゆるみ」だからです。

またこの場合、顎が緊張してる方が多いのが特徴です。ひどい場合は顎関節症になられてる方も少なくないと思います。頭痛だけでなく肩こりや背中こりもともなっている場合が多いです。

では何故、「仙腸関節の靭帯がゆるむ」のでしょうか? 原因は2つ考えられます。

原因1 疲労
人間は疲労すると老廃物を除去する為に血液中のカルシュウムイオンが大量に消費されます。足りなくなると筋肉や靭帯,骨からも動員して補充します。だから靭帯が弱くなって緩んでしまうのです。 つまり疲労が原因で慢性的に仙腸関節の靭帯が緩んだ状態になってる人は多いと思われます。
原因2 関節の問題
仙腸関節は人間のあらゆる感覚固有受容器、つまりセンサーの役目があると言われています。特に顎や手や足のどこかの関節に問題があるとその異常をキャッチして仙腸関節が緩むのです。例えば肘関節の異常→仙腸関節が緩む→補正作用による背中から頭部の筋肉の緊張→頭痛というパターンも考えられるのです。つまり頭痛を改善するには頭部だけでなく全身の関節をチェックしなければならない事もあります。
得寿堂では頭痛のタイプを「硬膜の緊張」タイプと「仙腸関節のゆるみ」タイプ、両方のミックスタイプの3タイプに分けて考えて施術をしていきます。
両方のミックスタイプの3タイプに分けて考えて施術をしていきます。

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