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クレニオセイクラルセラピー(CST頭蓋仙骨療法)は米国のオステオパシー医師でありミシガン州立大学生体力学部教授だったジョン・E・アプレジャー博士が考案した「硬膜の緊張」を緩め脳のグリア細胞への物理的ストレスを緩和して脳脊髄液の循環を促進させることに脳と脊髄からなる中枢神経を活性化することにより人間が持つ自然治癒力(免疫力含め)を上げていくセラピーです。また、現代人は様々なストレスにさらされ自律神経のバランスが乱れ交感神経優位(過緊張)になっていますがクレニオセイクラルセラピーは脳への深いリラクゼーションを起こしそのバランス整えます。まずは「硬膜の緊張は何か?」からお読みください。

 

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※米国アプレジャーインスティチュートのクレニオセイクラルセラピー(CST頭蓋仙骨療法)を教えることができる公認インストラクターは世界135カ国で約100名(その内日本人は私含め4名。写真左2番目から平塚先生(JOA日本オステオパシー学会名誉会長、初代インストラクター)、本間先生、私、善波先生、1番左はJOAの佐藤先生)です。日本国内のクレニオセイクラルセラピー(CST頭蓋仙骨療法)のセミナーはアプレジャーインスティチュートジャパンで開催されディプロマは米国本部から発行されセミナーを受けた方全員が米国本部に登録されます。(米国本部サイトの「セラピストを探す」からご自身の情報が検索出来るようになります)

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米国のオステオパシー医師でミシガン州立大学生体力学教授でもあったジョン・E・アプレジャー博士が開発したクレニオセイクラルセラピー(CST、頭蓋仙骨治療)の目的は、心臓血管系、リンパ系、とは異なった第3の循環系と言われる頭蓋仙骨系の構造的歪み(硬膜の緊張)を軽減する事により脳脊髄液の循環を促進し脳と脊髄からなる中枢神経機能の改善をサポートすることである。長年、ニューロンを構造的に支える働きのみと考えられてきたグリア細胞だが、その脳脊髄液の産生をはじめニューロンの必須パートナーとして中枢神経系内の様々な局面において八面六臂の働きをしている事実が近年の研究において解明されてきた。この本では難解なミクロレベルのグリア細胞の構造と機能を著者であるアプレジャーインスティチュートの有名インストラクター、タッド先生自ら作成した明瞭で豊富なイラストを使うことにより詳解している。手技療法の範囲を脳へと押し広げていく頭蓋仙骨治療を実践する臨床家、セラピストにとっては技術書にもなる類稀必読の一冊。

本文より

グリアは脳脊髄液の産生ならびに中枢神経系へ出入りする脳脊髄液流入の調節において重要な要素である。有害な細胞環境にさらされたグリアが、過度なストレス及び毒性等に圧倒されて脳脊髄液の産生に変化があれば、水など中枢神経系の組織に不可欠な物質の不足につながる可能性がある。生涯を通して脳脊髄液の循環は、脳実質から有害物質を絶えず除去し続けるが、脳脊髄液の流れが鈍化すると、中枢神経系にデブリ(細胞片)、毒素、または他の有害物質が蓄積する。これらの物質の蓄積はパーキンソン病、アルツハイマー病、痴呆、てんかん及びうつ病のような衰弱性疾患につながる可能性がある。

2019年韓国ソウルで開かれたグリア細胞のセミナーにて著者の米国アプレジャーインスティチュート本部のタッド先生と

 

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