グリア細胞 脳脊髄液の産生に関わるグリア細胞 得寿堂の施術は脳脊髄液の循環の促進を第一目的として行っています。 何故なら脳脊髄液が脳と脊髄からなる中枢神経の新陳代謝を行なっているからです。 脳と脊髄からなる中枢神経の活性化が人間の自然治癒力及び免疫力の向上に他なりません。 クレニオセイクラルセラピー(CST頭蓋仙骨療法)を考案したのはアメリカのオステオパシードクター、アプレジャー博士ですが、そのオステオパシーの創始者、アンドリューテイラースティルは昔、コロナのような疫病が流行した際、何故かかる人とかからない人、死ぬ人と死なない人がいるのか疑問を持ちました。その答えが骨格(オステ)を整えて自然治癒力を上げて免疫力をつける事でした。 脳脊髄液は脳で作られていますが、その産生に深く関わっているのが神経細胞のニューロンではなくグリア細胞なのです。 脳と脊髄を包むファシアである硬膜が様々な要因により緊張するとグリア細胞が物理的にストレスを受けて脳脊髄液の産生が落ちるのです。 その結果、ウツやパーキンソン病など神経変性の病にかかる原因になります。 近年、グリンバティックシステムが深い睡眠と関わっている事がわかってきています。 これはグリア細胞による脳脊髄液での脳の浄化システムであり通常毎日、脳内の炎症物質やデブリなどの細胞からでるゴミが脳脊髄液により流されて硬膜内の脳脊髄液が浄化されなければならないわけですが、硬膜が緊張すると、このグリンバティックシステムが上手く働かなくなるわけです。そうなると汚れた脳脊髄液に脳と脊髄が浸かることなり、やがて脳が変性しだし認知機能が落ち始めます。これが認知症などのアルツハイマー病です。 このようになってからでは遅いのです。 アプレジャークレニオセイクラルセラピーで脳脊髄液の循環を促進し常に硬膜内の脳と脊髄の環境を清潔に保つ事がこれらの大切な予防になりしいては私たちの健康を保つ礎となると考えられます。 グリア細胞とファシア ファシアは硬膜しかり全身の骨格や筋肉及び内臓を繋げている組織で、得寿堂ではこの全身のファシアに焦点を当てて施術していきます。 ファシアの歪みはグリア細胞によって脳及び脊髄の中枢神経に伝えられます。 また、中枢神経の歪みも骨格や筋肉、内臓などのファシアに伝わります。 得寿堂ではアプレジャークレニオセイクラルセラピーを使い、このファシアと中枢神経を結ぶグリア複合体の一つ軟膜-グリア境界面を矯正することでグリア細胞への物理的ストレスつまり「硬膜の緊張」を緩め脳脊髄液の循環を促進してその人自身の持つ自然治癒力及び免疫力を高める事を第一目的としています。 グリア細胞とファシアについては私が翻訳したブレインスターズに詳しく書かれています。