今回はJOA日本オステオパシー学会会長の平塚晃一先生のCST2のセミナーでアプレジャー博士の話がでましたのでここで紹介したいと思います。(下段中央が平塚先生、2017年にアイスランドで行われたアプレジャーインスティチュートの世界インストラクター会議にて)
平塚晃一先生は日本人で初めてアプレジャー博士と接触し日本人として初めてアプレジャーインスティチュート公認のインストラクターになりました。
ちなみに現在、日本国内で活躍する米国アプレジャーインスティチュート公認のクレニオセイクラルセラピーのインストラクターは私も含め4名です。
もうアプレジャー博士は他界されたので日本人で直接アプレジャー博士からクレニオセイクラルセラピーやSERを習った貴重な1人が平塚先生です。
これからクレニオセイクラルセラピーを学んで生きたいと考えておられる方は平塚先生が創設したアプレジャーインスティチュートジャパンで学んでいただきたいと考えます。何故なら、アプレージャーインスチュートではクレニオセイクラルセラピーの先のセミナーが沢山用意されているからです。
基本的にクレニオセイクラルセラピーは日本国内ではアプレジャーインスティチュートジャパン以外では学べません。
クレニオセイクラルセラピーはCST1とCST2を終えるとSER(体性感情解放)のセミナーへと進みます。
そしてSER1まで終了した人にしか受けれないセミナーが沢山あります。
その1つが小児のためのセミナーであり、脳に関するセミナーになります。
今後はそれらのまだ日本に入ってきていないセミナーが行われる可能性が高いので、是非アプレジャーインスティチュートジャパンで学んでください。
修了書はアメリカのアプレジャーインスティチュート本部で発行され登録されます。
クレニオセイクラルセラピーの正式な修了書はアプレジャーインスティチュート発行のものだけで、それがないと先のコースには進めませんのでご注意ください。
CST1ではクレニオセイクラルセラピーの基本の10段階、10ステッププロトコルを学びます。
CST2ではそこから顔面骨、小児への対応、エネルギーシスト、そしてSER(体性感情解放)の紹介と続きます。
今から約30年前、アプレジャー博士はこのSERを初めて日本人にハワイで教えることにしました。
平塚晃一先生は日本から30人ほど引き連れてアプレジャー博士のSERセミナーに参加しました。
その時の話をご紹介します。
SER(体性感情解放)とは?
SER(体性感情解放)ではしばしばインナーフィジシャン(内なる医者)という言葉が出てきます。
簡単にいうとインナーフィジシャンとは自分自身の中にある自然治癒力を表すものです。
それは時として
動きとして出たり
夢を見ているかのようにイメージ(頭の中の映像)
として出てきます。
クレニオセイクラルセラピーの10ステッププロトコルで充分にリラックスし副交感神経優位になった時、脳の中の本能を司出る間脳が働き出すために感情が表に出てきます。
普段、理性で抑えてた感情が副交感神経優位になると吹き出すことがあります。
泣いたり怒ったり時として笑ったり。
その際に夢を見るように頭の中にイメージが浮かぶことがあります。
アプレジャー博士はその事を意識でも無意識でも潜在意識でもない
非意識
からのメッセージと定義しています。
非意識の中には自分自身のガイドやハイヤーセルフなどスピリチャル的な要素も含まれます。
私自身、スピリチャル的な事はよくわかりませんがSERを通して不思議な体験をした事は事実です。
アプレジャー博士自身もその著書でインナーフィジシャンについて
何だかわからないけれどそれ(インナーフィジシャン)を使うとうまくいく
と書かれてます。
何の為にSERでインナーフィジシャンを使うかというとそのインナーフィジシャンはその人の健康にとって正しい情報を持っているからです。
アプレジャー博士はしばしばSERでクライアントのインナーフィジシャンとコンタクトをとり、そのクライアントの治療方法を聞きました。
SERは催眠療法ではないので受け手の意識ははっきりしています。
時としてインナーフィジシャンはハッキリとしたイメージで頭の中に浮かびます。
アプレジャー博士が引きずり出したインナーフィジシャン
話は戻って30年前のハワイで行なわれたSERセミナーでのエピソードです。
お昼前にアプレジャー博士が平塚晃一先生を相手にSERのデモンストレーションを始めました。
以下A(アプレジャー博士)、H(平塚晃一先生)
A「何か見えますか?」
H「カラスが一羽、木の枝に止まってるのが見えます。」
A「他に何かいますか?」
H「小さい白い鳩が3羽出てきました。」
A「まだ大きい鳩がいるはずですが出てきてもらってください。」
H「大きい白い鳩は出たくないと言ってます。」
A「そこを何とか出てきてもらえませんか?」
H「・・・・・」
しばらく待つと
H「何だ?(白い大きな鳩)」
大きな白い鳩がイメージの中で出てきました。
A「この方(H)の身体の治し方を教えて下さい。」
H「嫌だ。何でそんな事お前に教えないといけないんだ!」
無理矢理呼ばれた白い鳩はご立腹のようです。
A「そこのところを何とか」
H「ダメだ!」
そんな押し問答をしているうちにお昼の時間になったので、アプレジャー博士が
A「ランチの時間にしましょうか?」
とみんなに打診したところ、白い鳩が怒り出しました。
H「お前は無理矢理俺を呼び出しといてランチとは何事だっ!」
A「どうしたら許してくれますか?」
H「しょーがない。カラダの治し方を教えてやるからその通りにしろッ」
A「はいッ」
H「足を引っ張れ」
A「はいッ」
H「違うッ!逆だ」
A「すいません。」
しばらく白い鳩の言う通り動いてアプレジャー博士は平塚先生の治療をしました。
アプレジャー博士自身、結構強面だったと聞いた事がありましたが、インナーフィジシャンの前ではなすすべなく言われるがままです。
H「ヨシッ!今日はこれくらいでいいだろう。」
A「ありがとうございましたッ!」
ようやく白い鳩がアプレジャー博士を許しSERのデモンストレーションが終了し無事ランチタイムとなったそうです。
これ以来、平塚先生はSERを受けると毎回、白い鳩が出てくるようになったとの事です。
つまり平塚先生のインナーフィジシャンは
大きな白い鳩
だったのです。
SERでは意識はハッキリしてますが、夢を見るように画像として頭にイメージが出てくる場合があります。
私は今回のセミナーで参加者お二人にSERのセッションのデモンストレーションを行いましたが、お二人ともインナーフィジシャンは頭の中にイメージが出てきました。
平塚先生によると
「インナーフィジシャンは自分自身です」
と言われます。
インナーフィジシャンとはあなたの全てを知る
もう1人のあなた
なのです。
もう1人のあなたはあなたがどうすれば健康になるか全て知っているのです。
それはあなたの自然治癒力からのメッセージなのです。
SERはインナーフィジシャンにコンタクトを取り、あなたを健康に導く為のテクニックなのです。
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