組織は感情を記憶する SER(体性感情解放)とは? クレニオセイクラルセラピーからSERへ エピソード2

SER(体性感情解放)とは

SERとはソマトエモーショナルリリース、日本語に訳すと

体性感情解放

です。

なかなか良くならないしつこい身体の痛み

定期的にぶり返す痛みや違和感

はその組織の奥にある痛みに伴った感情を解放しない限り続くという考え方からのアプローチです。

アメリカではベトナム戦争帰りの元兵士の肉体的なトラウマの解放にSERが使われました。

そこまで深刻な場合ではなくても、例えば、朝出勤前に子供の教育の事で旦那さんと言い争いをしたとします。

何かムシャクシャした気持ちで車でパートに出かけ交通事故を起こし軽いムチウチになりました。

それから病院で治療して良くなったと思って何年もたち事故の事はすっかり忘れていても何かした拍子に首の痛みがぶり返すなら、その時のムシャクシャした感情が身体に残っているのでその気持ちを身体から解放しない限り痛みは残る場合があるのです。

また、ムシャクシャして飲みにいったら帰りに知らない人と喧嘩をして殴り合った。

切り傷や打撲は数日間で治ったとしても、何年経ってもなんか顔の痛みがとれないとか首の違和感がなかなか消えないなども、その喧嘩した時のムシャクシャした感情が本人の気がつかないとこで肉体的トラウマとして残ってる場合があるかも知れません。

組織は感情を記憶する

時として組織は感情を記憶するのです。

SERではその組織とは筋膜のコラーゲン繊維ではないかと考えられています。

その痛みは肉体のトラウマと言えるかも知れません。

その組織に残った感情に伴った痛みや違和感を解放するテクニックが

SER(体性感情解放)

なのです。

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肉体的トラウマはその時の感情に気がつけば痛みとともに解放する

まずはクラニオセイクラルセラピー(頭蓋仙骨療法)で硬膜システムを整え、脳脊髄液の循環を整えます。

脳脊髄液が循環する事により、中枢神経が活性化するため、自然治癒力が高まります。

その時、静止点と呼ばれる脳脊髄液の循環が一時的に静止する時があります。

この静止点に入った時に

セラピストはクライアントに話しかけます。

クレニオセイクラルセラピーに対話を入れるのがSERの特徴です。

クライアントは過去受けた事故や衝撃について思い出すことがあります。

時には無性にその時の記憶のまま、身体を動かしたくなります。

第3者から見ると催眠にかけられたように見えますが、クライアント自身は意識はハッキリしています。

ただ、何故今その動きをしたいのかわからないまま身体を動かしてる場合があるのです。

その動きのなかで忘れていた

怒り

悲しみ

驚き(ショック)

などの感情が出てきます。

その時の感情を再体験することによりその感情に気づくのです。

その感情に気がつく事が一番大事なのです。

自分の気がつかなかった感情つまりトラウマは自分が気づく事により解放されトラウマでなくなるのです。

もしかしたら、最初のセッションではその感情は出て来ないかも知れません。

クラニオセイクラルセラピーを受けていき、硬膜システムが正常になり出した時にそのような事が起こる可能性があります。

自分が気がつかなかった身体の痛みに伴う感情のトラウマを解放するのが

SER(体性感情解放)なのです。

何年もあり、定期的にぶり返す身体の痛みや違和感にお困りの方はSER(体性感情解放)を一度お試しください。

 

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