伊勢神宮の大魔神 クレニオセイクラルセラピーからSERへエピソード18

クレニオセイクラルセラピーとは?

アメリカのオステオパシー医 ジョン・E・アプレジャー博士が考案した

クレニオセイクラルセラピー(頭蓋仙骨療法)

とは

硬膜の緊張

を取ることにより

脳脊髄液の循環を促進する

セラピーです。

脳脊髄液の循環が促進される事により

脳と脊髄からなる中枢神経が活性化

されるのです。

それは結果として私達が持つ自分で自分を治す力

自然治癒力が高まる

ということなのです。

そして現在抱えてる身体の不調に心理的なトラウマが関係している場合、セッション中に頭にイメージが見えたり、身体を動かしたくなるなどの

SER(体性感情解放)

と呼ばれる状態に入ってしまう場合があります。

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伊勢神宮の大魔神

さて今回はCさんのセッションです。

Cさんは慢性頭痛でお悩みで私の所に来られ、今は頭痛は改善しましたが、今回は座骨神経痛と仕事上のストレスから睡眠がよく取れないということで来られました。

セッション前に整形外科的テストをやると

左右の腰椎5番の神経テストが明らかに力が入らない状態の陽性でした。

Cさんの座骨神経痛は腰椎5番に原因があるようです。

Cさんのセッションではクレニオセイクラルセラピーから勝手にSER(体性感情解放)に入る場合が多々ありました。

SERに入りやすい人に私は

フラワーエッセンス

をお勧めしています。

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この日は

クラブアップル

が出ていました。

クラブアップルの意味は

浄化

です。

クレニオセイクラルサラピーを開始すると今回もSERに勝手に入るパターンでした。

それは私やCさんの意思ではなく

インナーフィジシャン(内なる医師)つまり自然治癒力の選択に他なりません。

クレニオセイクラルセラピーの10ステッププロトコルに入り、しばらくするとCさんはの頭に様々なイメージが浮かび始めました。

その時、私の手はCさんの脳脊髄液の流れが止まった

静止点

を感じていました。

これはSER(体性感情解放)に入ったことを示す

意義探知器

が作動した事を意味します。

頭に次々浮かぶ職場の人間関係のイメージ

Cさんの頭に浮かぶイメージは職場にいる様々な人達でした。

また、時折昔、九州のある神社に行った時感じた怖くて真っ暗な暗闇のイメージが見えたりもしました。

次々といろいろな人が浮かびます。

私は会話をしながらいつものように10ステッププロトコルを手順通りに進めました。

私の手がCさんの仙骨と腰椎5番を捉え5グラムの力で軽く牽引を始めた瞬間でした。

Cさん「眩しい光が見えます」

私「何ですかそれは?」

Cさん「オレンジ色の眩し色、う〜ん何かなぁ??・・・アッ伊勢神宮の内宮に行った時見た強烈な日差しです。」

私は伊勢神宮に行った事がないのでよくイメージできませんでしたが、クレニオセイクラルセラピーをしながら会話は続けます。

この時私の手はCさんの腰からとても強い

治療脈

と呼ばれる強い拍動を感じとっていました。

クレニオセイクラルセラピーではこの治療脈を重視します。

治療脈が拍動している間は身体にとって

何か良いことが起こっている

サインなのです。

Cさんの頭のイメージは続きます。

伊勢神宮からまた、職場に戻りいろんな場面、人達が出てきます。

その間、私の手に感じるCさんの腰からの治療脈は止むどころかドンドン強くなるように感じました。

時計を見るとセッション開始からもう1時間15分が過ぎてました。

Cさんの腰から治療脈が終わったので、私は確認のためCさんの頭部を触りました。

まだ、脳脊髄液の流れが止まったままでした。

つまりSERが終わっていません。

私はCさんの仙骨と後頭部に片手づつをいれる硬膜管の手技に移りました。

Cさんのイメージはまだまだ続きます。

 伊勢神宮外宮の大木から現れた大魔神

Cさん「今度は伊勢神宮の外宮に向かって歩いているイメージが見えます。

私「何が見えますか?」

Cさん「外宮の前の大きな木が見えます。アッ木の中から大魔神が出てきました」

私「大魔神!?

私は伊勢神宮は知りませんが特撮怪獣には詳しいのですぐ大魔神がわかりました。

SERのセッションでは時として思いもつかないような突拍子もないイメージが出てきます。

私はこの大魔神がCさんの

インナーフィジシャン(内なる医師)

だと確信しました。

 

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そしてそのインナーフィジシャンはCさんを健康にする方法をすべて知っているのです。

私「大魔神は何が言ってますか?」

Cさん「とても怖い顔で何か言ってるようですが聞き取れません。」

私「大魔神に何を伝えたいのか聞いてみてください」

Cさん「何か私に伝えたいことがあるのでしょうか?」

Cさん「大魔神の眉間から光が私に向かって出てきました。あーその光が煙になって昔、九州の神社で感じた怖い暗闇のイメージがドンドン小さくなっていきます。

何かとても眩しい。

アッ毎朝自宅で朝日に向かって拝んでいるような眩しい光。

大魔神が少しずつ小さくなっいきます。」

その後、少し経ってから私はCさんの脳脊髄液の流れが復活した事を感じその日のSERのセッションを終了しました。

今回のテーマは

浄化

だったとセッション後、私は感じました。

日頃のCさんの頭に巣食っている職場のいろんな人との関わりがストレスになり、何か暗闇のように心までそれが浸食していたのです。

それが原因で座骨神経痛や不眠を招いていたのでしょう。

伊勢神宮の大木から現れた大魔神と化したCさんのインナーフィジシャンはその眉間から出した光でCさんのストレスや不安から来る心の暗闇を浄化したのです。

セッション後、Cさんに腰椎5番の整形学的神経テストを行ったら腰椎5番の力強さが戻っていました。

今後また不安やストレスに苛まれそうになった時は

大魔神の額から出た光

をイメージすることが役立つでしょう。

Cさんの座骨神経痛の原因が職場での様々なストレスからきてる事をCさんのインナーフィジシャン(内なる医師)が大魔神となって教えてくれたのでした。

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