感情を伴った痛み(トラウマ)からの解放 クレニオセイクラルセラピーからSERへ エピソード1

※SER(体性感情解放)にご興味がある方はこちらをまずお読みください。

クレニオセイクラルセラピー(頭蓋仙骨療法)とは頭蓋骨の内側から脳と脊髄神経を包み骨盤の仙骨まで届く硬膜の緊張を整え、脳脊髄液の循環を改善するセラピー(健康法)です。

我々クレニオセイクラルセラピストはクライアントにタッチして頭から足先までの脳脊髄液の流れをチェックします。

それは人によって違いますが1分間に8から14サイクルで動いています。

脳脊髄液の流れが良くない場所が不調な場所と言えます。

例えば、頭痛持ちの人は頭が良く動いてないので脳脊髄液の流れが滞っています。

だから、頭が重いのです。

本来なら脳で生産された脳脊髄液が硬膜の中を循環し全身に流れていかないといけないところが

頭に溜まってしまっている状態です。

だから、頭蓋骨の動きをチェックしそこを改善することにより、硬膜の動きがスムーズになり、全身に脳脊髄液の循環して神経が活性化して元気になり、その結果、頭痛が改善されるのです。

このクレニオセイクラルセラピーを実践している時に脳脊髄液の循環が止まる時があります。

これを静止点と読んでいるわけですが、この静止点で身体は自ら修復作業をしていると言われています。

時として、この静止点で身体が動きだし、自ら自分で痛みを解放しようとしだすのです。

それがSER(体性感情解放)なのです。

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組織は記憶する トラウマの解放 SER(体性感情解放)

腰でも頭でも痛みがなかなか取れないという場合があります。

それは時として、その痛みに感情がともなっている場合があります。

組織は記憶するのです。

例えば、交通事故にあったとしましょう。

その事故の際、ぶつかった相手に対して怒りを感じた場合、その怒りが身体にインプッットされる場合があるのです。

だから、外見的にはその時の怪我が治っていても痛みがなかなか取れなかったり、ぶり返したりするのはその痛みの裏に隠れている怒りの感情が癒されない限りその痛みがとれないのです。

時として、その怒りは本人も気づいてない場合があります。

本人が気づいていない感情つまりトラウマです。

この痛みの裏に隠れた怒りの感情トラウマを解放する目的で行われるのがSER(体性感情解放です。

私のSER(体性感情解放)体験 忘れていた小学校の喧嘩の記憶

アプレージャーインスティチュートジャパンでのクレニオセイクラルセラピー(頭蓋仙骨虜法)のセミナーは

CST1クレニオセイクラルセラピー1)

CST2(クレニオセイクラルセラピー2)

SER1(体性感情解放1)

SER2(体性感情解放2)

ADV1(クレニオセイクラルセラピーアドバンス1)※私はADV1まで修了しています。

ADV2(クレニオセイクラルセラピーアドバンス2)

ADV3(クレニオセイクラルセラピーアドバンス3)

と段階があり、当初私はCST2までしかやる予定はありませんでした。

ところがCST2のセミナーの最後にSER(体性感情解放)のデモンストレーションがありました。

私は何でも自分が体験しないと納得できないタイプなのでそのデモのモデルになりました。

クレニオセイクラルセラピーを受けたあと、ベットに横たわってた私の両足を急に天上方向に曲げられて私はエビのようにくの字の格好にさせられました。

その時、施術者の先生から

「何か思い出しましたか?」と聞かれました。

私はその時、すでに40歳を過ぎていましたが、身体を曲げられた瞬間に30年以上前の小学校のとき、T君とした喧嘩の体験の記憶が鮮やかに蘇りました。

晴れた放課後のある日、帰宅途中に小学校のすぐ近くでT君と喧嘩になり、膝蹴りをお腹にくらいランドセルをしょったままその場にダウンさせられた光景をすぐ思いだしました。

私はその時感じた感情は膝蹴りをお腹に食らいダウンさせられたという初めての体験に

ビックリして悔しい思い

をしました。

私はその思い出した事を身体をくの字にしたまま話しました。

「T君をゆるしてあげましょう」と言われそのセッションは終わりました。

トラウマとは気づいてしまえばトラウマでなくなります。

トラウマは自分が気づくことによって癒されるのです。

私がT君からもらった膝蹴りも何らかの肉体的トラウマになっていたのでしょう。

私は、お腹が弱い方だったのでもしかしたら、そのときのビックリした感情が何か影響していたのかも知れません。

ただ、一番不思議だったのは身体をくの字にした瞬間に忘れていた昔の記憶が蘇ったことです。

この体験が私をSER(体性感情解放)へすすませるキッカケになったのです。

何か癒されない痛みや感情がある方は1度、体験されてみてください。

 

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