カードを使って感情(トラウマ)へアクセスする  クレニオセイクラルセラピー)から SER(体性感情開放)へ エピソード9

CST(クレニオセイクラルセラピー)セミナーは1と2があります。

日本では通常、年3回行われていて修了証はアメリカ本部のアプレージャーインスティテュートに登録後、アメリカ本部より送られてきます。

クレニオセイクラルセラピー(頭蓋仙骨療法)の正式な団体は唯一、アプレージャーインスティテュートだけで、その日本支部はアプレージャーインスティテュートジャパンだけになります。

CST1ではクレニオセイクラルセラピーの基礎を学びます。

CST2では中級になり、より深い部分を学びます。

・頭蓋骨とくに蝶形骨の詳しい変位

・小児に対するセラピー

・エネルギーシスト

・SER(体性感情開放)

CST2の最終日に行うのがSER(体性感情開放)です。

このSER(体性感情開放)こそがアプレージャーインスティテュート独自の他にない身体へのアプローチです。

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感情(トラウマ)にアプローチするSER(体性感情開放)

SERは感情面から身体にアプローチする方法です。

組織は記憶するというSER独自の考えの上に成り立っています。

記憶と言えば脳ですが、パソコンで使うディスクやビデオテープに膨大な情報があるように筋膜などの組織にも感情が記憶されることがあるという考えです。

事故にあった時、痛いだけでなく、悔しいとか頭にきたとか感じればその記憶が組織にインプットされてしまい、その感情を開放しない限りはその組織の痛みがなかなか開放されないということがあります。

つまり、肉体面と感情面が伴ったトラウマの開放です。

カードを使って行うSER(体性感情解放)

CST2のセミナーでは行いませんが、私のサロンでSERを行う際はカードを使って行う場合があります。

この方法はオランダのハンス先生からSER1で教わった手法です。

タロットカードやオラクルカードとは違い、

絵が描いたものと文字が書かれたものから1枚ずつ計2枚引き組み合わせてみて、そこからそのカードについてお話し合いをします。

不思議とこれがその人の深層心理にアクセスすることが多くクライアントさんも驚かれることがよくあります。

SER(体性感情解放)の実際

SERはクレニオセイクラルセラピーをしながら、会話をしながら行いますが、その前にこのカードを引いてもらいます。

先日、当サロンで行ったSさんに対するセッションの実際です。

もともと頭が重く、頭痛を改善したいということで来られてましたが心理面でのストレスも気になるとのことでSERを受けられました。

SER初回で出たカードをみてSさんはこのカードから

いつも弁解してピエロのようにおどけて誤魔化してしまう自分

を連想しました。

その後、クレニオセイクラルセラピーを行いながら会話をしてると

嫌だ 嫌だとダダをこねるもう一人の自分が出てきました。

その日のセッションはそこまででしたが、後で聞くと何かスッキリしたようでした。

後日、2回目を行いました。

2回目で出たカードからSさんは上司や父などの権威に明るく立ち向かう自分を想像し笑いました。

そのまま、クレニオセイクラルセラピーに入ると蝶形骨に治療脈と呼ばれる反応が起こり、会話をしていくと楽しい感じになり笑いたくなったそうです。

この事によりいつも感じていたおでこの違和感が少し楽になったとの事でした。

トラウマは気づく事で癒される

トラウマというのは本人にしかわかりません。

そして、本人だけがそのトラウマに気づけば良いのです。

トラウマは気づいてしまえば癒されるのです。

このセッションに立ち会った私も、このブログを読まれてる方もこのSさんのトラウマが何かサッパリわからないと思います。

Sさん本人だけが気づけばよいのです。

トラウマはえてして親などの近い関係から出来がちです。

そしてそれは子供の頃から、タマネギの皮のように何層も重なって現在に至ってます。

SERはそのタマネギの皮を一枚、一枚むいていき、その人の芯、トラウマに向かっていくセラピーなのです。

アプレージャーインスティチュートのセミナーはSER1までの修了者対象にした脳や小児のセミナーが沢山用意されてるため、ここまでうけておけば受講する幅が今後広がっていきます。

今後、まだ日本で開催されていないセミナーも開催されていくことも考えられるのでご興味のある方はSER1のセミナーまで修了されることをオススメします。

得寿堂では肉体面だけでなく感情面での癒しが必要と感じられたら、クレニオセイクラルセラピーのオプションとしてSERを行っています。

 

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