認知症の予防になる❗️❓パート6 脳脊髄液とクレニオセイクラルセラピー(頭蓋仙骨療法)

アメリカのオステオパシー医 ジョン・E・アプレジャー博士が考案した

クレニオセイクラルセラピー(頭蓋仙骨療法)

とは

硬膜の緊張

を取ることにより

脳脊髄液の循環を促進する

セラピーです。

脳脊髄液の循環が促進される事により

脳と脊髄からなる中枢神経が活性化

されるのです。

それは結果として私達が持つ自分で自分を治す力

自然治癒力が高まる

ということなのです。

認知症の半分はアルツハイマー型認知症

認知症の約半分はアルツハイマー型とされています。

アルツハイマー型認知症はアミロイドβというタンパク質つまり脳が出す老廃物が増えることが原因となり正常な脳の神経細胞が死滅させられる事により、引き起こされるのです。

その脳が出す老廃物を処理するのが

クレニオセイクラルセラピーが重要視する

脳脊髄液

なのです。

脳脊髄液とは?

ではその脳脊髄液とは何でしょうか?

脳脊髄液とは脳内の脳室(側脳室、第3脳室、第4脳室)の脈絡叢で一日に約500ml生産され、脳と脊髄神経を包む硬膜の内側、クモ膜下腔を満たしながら循環しています。

クモ膜下腔を循環した脳脊髄液はクモ膜顆粒から硬膜が形成している静脈洞から静脈血に合流し内頸静脈へと流れて行くのです。

大切な事は脳脊髄液はこの循環の過程において脳や脊髄の中枢神経に栄養を与え、そこから出る老廃物を排出している

のです。

この事から脳脊髄液の循環が悪くなる→

脳からでる老廃物がたまる→

アルツハイマー型認知症のリスクが高まる

ことが考えられるのです。

クレニオセイクラルセラピーで硬膜の緊張を緩め脳脊髄液の循環を高めておけばアルツハイマー型認知症にかかるリスクを下げれる、つまり予防できることが考えられるのです。

アルツハイマー型認知症になって脳の神経細胞が死滅させられてからでは遅いのです。

そうなる前に常日頃から脳脊髄液の循環を高めて、脳に老廃物をたまらせないようにしておく事が大切です。

アルツハイマー型認知症は発症する20年前から始まると言われています。

転ばぬ先の杖

キュアよりケア(治療より予防)

がこれからの大高齢化社会を迎える日本人にとって大切なるのではないでしょうか?

脳脊髄液の役目

最後にアメリカのクレニオセイクラルセラピーの組織アプレジャーインスティチュートのタッド先生の著書、brain starsから

脳脊髄液の役目に関する部分をご紹介します。

CSF

The following is a brief overview of CSF physiology. CSF is formed from blood and is essential to the health of the CNS in a number ofways: protects the CNS from trauma by floating both the brain and spinal cord within a layer of CSE lessens the effect of gravity on the brain (the adult brain weighs about 1 500 grams, yet suspended in CSF it weighs about 50 grams) supply vital nutrients, removes waste products, and helps CNS biochemical environment Freely flowing and precisely regulated CSF is indispensable to CNS health. Alterations in CSF production, composition, circulation, pressure can adversely affect CNS function leading to disturbances of sensory, cognitive, or motor function.

脳脊髄液

脳脊髄液の生理学の概要

脳脊髄液は血液から形成され以下に紹介する様々な事柄から中枢神経システム(脳と脊髄)の健康にとって不可欠である。

・脳と脊髄を脳脊髄液の中に浮かせる事により、中枢神経を外傷から守っている

・脳に対する重力の影響を軽減する
(大人の脳は1500グラム、脳脊髄液は約50グラム)

・重要な栄養素を供給し

・老廃物を除去し

・安定した最適な中枢神経システム環境を維持する

自由に流れる脳脊髄液は中枢神経システムの健康にとって不可欠である

脳脊髄液の組成、循環または圧力の変化は中枢神経システムの機能に悪影響を及ぼし感覚、認知、または運動機能の障害に至る可能性がある