クレニオセイクラルセラピー(頭蓋仙骨療法)はアメリカのオステオパシー医である
ジョン・E・アプレジャー博士
が考案した
「硬膜の緊張」
を緩めることにより
脳脊髄液の循環を促進する
ことにより
脳及び脊髄からなる中枢神経
を活性化して人間本来が持つ
自然治癒力
を高めるセラピーです。
脳内のゴミ処理装置 グリンパティックシステム
さて、パソコンに要らないファイルやゴミが溜まり
フリーズ
したり、速度が落ちたりしてパフォーマンスが落ちる経験をされた方は多いと思います。
その際、デフラグしたりして要らないファイルをゴミ箱に移したりしてパソコンを最適化してパフォーマンスを戻し快適な環境に戻して再び使い始めます。
それらと同じことが
私たちの脳内でも行われているのです。
グリンバティックシステム
アメリカの大学の研究では、脳内のグリア細胞が脳内の液体の動きに深く関与していることがわかってきています。
インターネット上にもグリンパティックシステムと呼ばれる脳内のゴミ処理機能についての記事がたくさん出ています。
関連記事:脳の自浄システム明らかに
関連記事:睡眠不足に注意!脳の老廃物掃除は夜勤体制
一昨年、私はアメリカ、フロリダにあるクレニオセイクラルセラピーの組織
アプレジャーインスティチュート(リンク)
で
Tad Wanveer先生(以下タッド先生)
の
クレニオセイクラルセラピー1(CST1)
のセミナーを受けてきました。
タッド先生は脳内のグリア細胞に造詣が深く、昨年ハーバード医療センターで講演し、グリア細胞とクレニオセイクラルセラピーの本を出版しています。
脳にゴミがたまると認知症,パーキンソン,アルツハイマー,うつなどの原因に!?
今回はその著作
brain stars
から
グリンバティックシステムに関係する脳内の間質液についての記述をご紹介します。
( )は私が注釈として勝手につけさせて頂きました。
ちなみに間質液とは こちら
(脳内)間質液
脳脊髄液及び血液からの要素が(脳)間質に入ると、それらは合流して「間質液」と呼ばれる。
間質液と脳脊髄液の含水率はほぼ同じで
間質液は98.5パーセント
脳脊髄液は99パーセント
である。
本質的に(脳)間質全体を移動する全ての物質は水によって運ばれる。
間質液のスムーズな効率的な動きは
脳と脊髄が機能することに不可欠な
体液及び重要な間質物質を含む
中枢神経細胞
を供給する。
間質液の循環はまた、間質の外に
残骸(細胞の)
毒素
及び
炎症性分子
を洗い出すのに役立ち、これらの物質は
パーキンソン病
アルツハイマー病
痴呆
てんかん
うつ病
のような
衰弱性疾患に繋がる可能性がある
頭蓋骨を触るという事は脳に手でアクセスするという事
脳内に溜まるアミロイドベータなどのたんぱく質つまり
脳内のゴミの蓄積
がアルツハイマーなどの原因になることは周知の事実ですが、
その脳内のゴミを排出しているのが、
脳内の間質液です。
大切なことはそれらの
脳脊髄液が含まれる間質液(間質リンパ液)の循環
を常に良くしておくことが、先に挙げたアルツハイマー病などさまざまな
衰弱性疾患の予防になる
可能性が高いという事なのです。
治療ではありません。
あくまでも予防なのです。
どんな病気でもなってしまってからは
遅いのです。
クレニオセイクラルセラピーで
頭蓋骨を触る
という事はこれから
超高齢化社会に突入する日本
にとってとても意味があり重要な要因であると感じているのは私だけでしょうか?
また頭蓋骨を触る
ということは
頭蓋骨の内側の硬膜を介して
脳にアクセスする
という事なのです。
私は
「硬膜の緊張」
を緩め
脳脊髄液及び脳内間質液の循環の大切さ
を一人でも多くの人に伝えていきたいと
思います。
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