子供の脳障害と「硬膜の緊張」の関係を研究したアプレジャー博士とクレニオセイクラルセラピー

2018年10月5日より8日まで、アプレジャーインスティチュートジャパンではハンガリーのインストラクター

ガブリエル・オルシ先生(写真中央)

をお招きして

日本国内では初開催となる小児の為のクレにオセイクラルセラピーのセミナーCSP1を開催いたします。

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クレニオセイクラルセラピーの開発者であるアプレジャー博士は子供の脳障害について研究しました。

子供に何故、脳の障害が起こるのか?

アプレジャー博士は脳と仙骨を結び脳と脊髄からなる中枢神経を包む

硬膜システム

 

に着目したのです。

その硬膜システムが異常をきたす、つまり

硬膜の緊張(リンク)

を子供が起こす原因の1つとして

アプレジャー博士は

出産時のトラウマ(外傷)

を挙げています。

今回は博士の著作「クレニオセイクラルセラピー」35ページからその部分を少し抜粋してご紹介します。

さらなる探求

自閉症センターでの仕事に加えて私はミシガン州立大学の構内に、脳障害を持つ子供たちのためのクリニックを開設しました。

ここで、私たちは、出生の際のトラウマ(外傷)からの脳性麻痺、脊髄損傷、頭損傷、神経根圧迫などの原因によるあらゆるタイプの麻痺などさまざまな問題に苦しむ患者に出会いました。

また、大発作、小発作、側頭葉性発作、単肢性ひきつけなどかなりの数のてんかん発作障害を診ました。

過運動症、学習能力低下症、失読症、失算症、さまざまな知能障害などもありました。

また、言語や運動障害の患者もたくさん診ました。

クレニオ・セイクラル・システム機能(硬膜システム)の具体的な機能に最も重度の障害がある子供の多くは、産科的に問題のある出生を経験しています。

例えば、退治の位置が、臀部、顔、腕、肩、足などが先となることなどによる長時間分娩、薬剤による分娩促進、さまざまな鉗子分娩、帝王切開による分娩などです。

帝王切開をのぞいて、これらの分娩時の問題によって、ストレスが引き起こされるであろうことは容易に想像できます。

帝王切開で生まれた子供達にも数多くのクレニオ・セイクラル・システムの問題があることが私たちの小学生を対象にした研究で明らかになってきました。

 

子供が硬膜の緊張を起こし、その後の成長に影響を及ぼす問題としてこのような出産時のトラウマ(外傷)をアプレジャー先生は挙げていますが、この他、生まれてから子供の頃、一番頭が柔らかい時期に

階段から落ちる

物に頭をぶつける

など頭に強い力が加わると例え、病院での検査で異常がなくても「硬膜の緊張」からその後の脳の成長に影響が起きることは考えられます。

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子供の健康に問題があれば、病院でのお医者さんの診察を受けるのが1番大切ですが、そこでわからない、もしくは良くならない、治療方針に納得できないと感じたならば、

クレにオセイクラルセラピーで「硬膜の緊張」をチェックするということも是非試していただきたいと考えます。

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