便秘になると頭痛持ちになる!?腸内環境と慢性頭痛の関係

毎週日曜日、原宿から近くの青山の国連大学の前で無農薬、有機、減農薬の新鮮な野菜や果物が売り出される「ファーマーズマーケット」が開催され沢山の人で賑わっています。

何故、沢山の人がこのような新鮮な野菜や果物を買い求めに来るのでしょうか?
それは新鮮な野菜や果物には腸内環境に大切な酵素と食物繊維(ファイバー)が沢山入ってるからに他なりません。

最近、酵素 酵素と盛んに世間で言われてますがではその酵素とは何か?

家の建築に例えるとご飯や肉などの糖質やたんぱく質は柱や板などの材料にあたります。

建築現場に材料だけ届いても家は立ちません。

大工さんが必要です。

その大工さんの役目が酵素なのです。

ビタミン(補酵素)やミネラル(補助因子)をいくらとっても酵素なしでは働けないわけです。

酵素の仕事は消化と代謝(人間の活動全て)です。

また酵素が不足すると腸内環境に影響します。

腸内は良い状態は「発酵」それに対して悪い状態は「腐敗」です。

発酵とは酵素の働きが良く善玉菌が活躍する事で、腐敗とは酵素の働きが悪く悪玉菌優位です。

肉類などのタンパク質や砂糖菓子の取り過ぎ、ストレス等が腐敗を招きます。腐敗した腸内は便秘を起こし毒素を発生します。

毒素とはアンモニアの代謝物でスカトールなどの窒素残留物と呼ばれる物質です。

オナラや便が臭い人は腸が腐敗してると考えられます。

健康な人は便通が1日2回、しかも臭くない便が沢山でます。

便通が1日ないと悪玉菌が加速度的な増え、腸内が腐敗します。

この腸内の腐敗が慢性頭痛の原因の一つになります。

便秘して腹圧が上がり腐敗した腸内で作られた毒素が血液に入りその毒素が血液脳関門を通過して脳に届き、脳圧が亢進(上がる)します。

脳圧が亢進するという事は脳が膨らむわけですから硬膜が緊張して頭が硬くなってる人ほど脳圧が上がって頭に圧がかかるので頭痛を感じる事になると考えられます。

だから頭痛持ち人で便秘がある人はまず腸内環境を整え便秘を改善する事が大切です。

その上で慢性頭痛の原因である「硬膜の緊張」を緩めていけばいいわけです。

そのためには酵素と食物繊維がとても大事です。

食物繊維(ファイバー)の摂取量は現代の日本人は極端に少なくなってきています。

食物繊維は腸内で10数倍に膨れて大腸の蠕動運動を活発化し大量の便が増えます。

腸内で善玉菌の餌となる食物繊維が水銀や体に悪い金属類や毒素を吸着して大量の便が出る事によって腸内の腐敗が無くなり、毒素が少なくなるので腸内環境が良くなります。

頭痛持ちの人程、生野菜や果物また発酵食品(ぬか漬け、キムチ、生味噌、納豆)海藻類などから酵素と食物繊維を沢山取るべきなのです。

必要な場合は半日や1日のファスティング(半断食)で腸を休める事もいいでしょう。

そしてその事は頭痛だけでなく健康を維持するためにとても大切です。

現代日本は寿命が長いと言われてますが平均寿命と健康寿命の差は10年近いものがあります。

つまり最後の10年は寝たきりや介護が必要な人が多いわけです。

また認知症(アルツハイマー病)は年々増え日本は世界一になっています。

そうならない為にも生涯現役でいるためにも酵素と食物繊維を沢山とって腸内環境を良いものにしておく事は健康維持の大事なキーポイントになるでしょう。

頭痛は身体からのサインです。

頭痛をケアする事は真の健康をケアしていく事になると考えます。

たかが頭痛とされど頭痛、決してほっとけないのが慢性の頭痛です。

得寿堂ではクライアントの皆様の慢性頭痛が改善してより健康で快適な生活が送れるよう最新の酵素栄養学の情報を提供しています。

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